もしぼくが海の大王のように豊かなら、 疑餌鉤(魚形) をとって !の一言で、 自分の水中、水上の世界すべてを ぼくはためらわず、ぶちまけてしまおう 彼女のためには山上に水晶の家、 この身は鎖につながれ、かしずく犬、 わが銀の泉、 わが金の脈も (捧げよう)! わが銀の泉、 わが金の脈も! もしぼくが犬っころのように貧しいなら、 ぼくの家がすっからかんであるなら、 神よ、ぼくを助けてくれるだろうな、 この人生をめちやめちやにしないだろうな! 彼女のためには山上に水晶の家、 この身は鎖につながれ、かしずく犬、 わが銀の泉、 わが金の脈も (捧げよう)! わが銀の泉、 わが金の脈も! ぼくは君をどんな女性とも比べないだろう、 たとえ首を吊られ、銃殺されようとも。 ほら、こんなにぼくは君にぞっこんなんだ、 ラファエルの描くマドンナのようにだ! 彼女のためには山上に水晶の家、 この身は鎖につながれ、かしずく犬、 わが銀の泉、 わが金の脈も (捧げよう)! わが銀の泉、 わが金の脈も!
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